【書評】『人生の勝算』先天的後天的関係なく活躍できるSHOU ROOM
こんにちは、トミマルです。
「人生の勝算」
率直な意見として、本当に読んで良かったです。
本の構成としても、テーマが細かに別れていて非常に読みやすかったです。
本の内容が楽しかったのか、数時間で読み終えることができました。
そのくらい楽しい本でした！
この本は、前田裕二さんの幼い頃の苦労話や証券会社で働いていた時の話
SHOU ROOMを始めてからの挫折など様々なエピソードが書かれていますが、
今回は、私が、読んで心に響いた3つのことを話していこうと思います。
心に響いた３つのこと
まず初めに、前田祐二さんの本がどのような本だったかと言うと、
人生の教科書と言ってもいいほどでした。
読んだ後の世界は、ものすごくやる気に満ち溢れていました。
そんな本の中から、響いたことを3つピックアップして話していこうと思います。
人生のコンパス
本書では、人生のコンパスについて、多く語っていました。
「人生のコンパス」 とは、言い換えると「人生の指標」と言うことです。
前田さんの人生のコンパスは、寝る時間を削ってでも、仕事に人生の全てをかける。
前田さんのように人生のコンパスをしっかり定めないと
適当な人生を送ってしまい、無駄な時間を過ごしてしまうことになると感じました。
人生のコンパスが決まっていないことで、せっかくの人生棒に振ってしまうのだと
考えさせられました。
先天的能力と後天的能力
前田さんは、本書で先天的能力と、後天的能力のお話をしていました。
先天的能力は才能や、ルックスで活躍する人
後天的能力は先天的のようなルックスや才能がなくても、努力によって活躍する人。
前田さんがつくったSHOU ROOMは、どちらかというと後天的能力を持つ人の活躍場であります。
後天的の人は、先天的の人より、未完であるがゆえ、助けたくなる、未完の穴を
埋めたくなるような存在であるのです。
SHOU ROOMでは、視聴者が、未完の配信者に応援やギフティングをすることで、
そのROOMを盛り上げていくと言ったシステムになっています。
この時に重要なのが、先天的な芸能人より、後天的な配信者の方が、ファンと
密接な関わり合いができると言うことです。
この関係により、視聴者まで、一緒に配信している気分になると言ったような
幸福感が得られます。
前田さん自身の挫折から、誰でもどんな人でも活躍できる場を作り、
最強のコミュニティを作り上げようとしているところにググッときました。
人に好かれること
前田さんの証券会社時代の先輩の宇田川さんに教えられた1つの
人に好かれると言うこと。
宇田川さんは、証券会社のほとんどの人に好かれていて、その域を越えた、
ビルの受付の人からも好かれていたそうです。
そんな宇田川さんが好かれるためにしていたことは、
自分から相手を好きになることで相手も自分に対し、好意を抱いてくれる。
かなり重要なので、全部太字にしました（笑）
こんなことを言っていたんですね！
確かに相手に好かれることって嬉しいですよね！
誰からも好かれることで、自分をサポートしてもらう環境を作ること。
これを大事にしていたんですね。
私も改めて、人を好きになると言うことの大切さを知りました。
どんなに勉強や知識を蓄えても、人に好かれなければ、心の扉を開いてもらえないので
どんなにいいスキルがあってもそこに信用がない限り、信じてもらえないと
言うことなのですね。
こんな人にオススメ
- 就活している人
- 人生の目標が定まっていないこと
- やりたいことがあるけど行動できない人
就活している人や、人生の目標や夢が決まっていない人は、オススメです。
やりたいことがあるけど踏み出せない方は、前田さんの何度かの挫折を
知ることができるのでオススメです。
今回の話では、心に響いた点をピックアップしましたので、
内容をもっと知りたい方は、読んでみてください。
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